本編3頭しか書いてないのに番外編てw
マラソン馬とは
毎年春にノーザンホースパークで行われている行われているノーザンホースパークマラソンにおいて第1回の2011年から優勝商品に、また2016年からは同時に行われる抽選会にてキャロット、シルクで募集されている競走馬の一口権利が獲得になるという企画が行われており、その商品となった馬の事を「マラソン馬」と呼んでいる。
初開催・2011年の商品となったオレニホレルナヨは旧1600万下クラスで頭打ちだったが、翌年からディアデラマドレ・ハープスター・シャイニングレイ・シンハライトと優勝者景品が4年連続重賞勝ち、うち2頭がGⅠ勝ちという大当たりを見せ一部界隈が騒然。その後もエピカリス・リスグラシュー・センテリュオ、2018年から加わったシルクからもオーソリティやラウダシオンと活躍馬が出た。2022年の商品となった馬も男性部門優勝商品のラスハンメル、抽選会商品の1頭タスティエーラの2頭が皐月賞まで駒を進め、その勢いは続いている。
「まあこれだけ大きいイベントで半端な期待の馬を商品にする訳ないよな」という事もあり、多くの一口出資者やPOGプレイヤーの注目を集めている。
で、本年の商品となる馬は
男性部門優勝
…ジンジャーパンチの2021
女性部門優勝
…デルフィニアⅡの2021
オンラインマラソン商品
...アルルの2021, カイカヨソウの2021
会場抽選会商品
…グリューヴァインの2021, ディアデラマドレの2021, レーヴドリーブの2021, レディバードの2021
過去の活躍馬を見ても活躍の偏りが優勝賞品>それ以外なのでその2頭には期待が。
それ以外ではPOG向きかと言われると怪しいものの、カイカヨソウの2021とディアデラマドレの2021が血統的な注目。
カイカヨソウの2021は母カイカヨソウの母父Mr. Prospector系+Seattle Slew+Northern Dancer+Specialという全体の構成がラッキーライラックの母ライラックスアンドレースやウシュバテソーロの母ミルフィアタッチに似ていて、Seattle SlewとNorthern Dancer+Specialを絡めたオルフェーヴル産駒はピンパーが多いと呼ばれる同産駒の中では高いアベレージを出している組み合わせ。
この母と今日日のオルフェーヴル産駒ダートブームでPOGの王道と言える芝のクラシックを狙ってくれるかは疑わしいものの、上級を狙えそうな配合だけに先々まで覚えておきたい馬。(POGとは)
ディアデラマドレの2021は母自身がマラソン馬として活躍した中で産駒も商品の1頭として肩を並べた辺りに意図を感じるが、血統的にもNorthern Dancerを5*5✕4*5と4本持つ父モーリスと、4×4*6と3本持つ母父キングカメハメハに対して母母ディアデラノビアがNorthern Dancerを1本も持たない某氏風に言うと「緊張と緩和」がしっかりした配合。ポトリザリスの牝系は総じて晩成なので、順調なら古馬になってから中山の芝中長距離重賞を豪快に押し切ってそうなイメージが湧きます。(POGとは???)